高校の登校拒否〜不登校の原因と留年にどう対応する?

タブレットを使う高校生

 

高校に受験してやっと入っても、学校が楽しそうでなければ、親も気を揉みますね。入学してすぐの高校1年、慣れてきた2年、受験や進路に悩む3年と、悩みも少しずつ変化し、登校拒否に影響を与えます。

義務教育ではないため選択肢が広い高校ですが、一番大切なことは本人の希望にあった高校に行くこと。全日制、定時制、通信制とかずも多く特徴がある学校も多いですから、よく情報を集めて実際行ってみることをおすすめします。

 

高校ではないですが、気になる場合には、就職、留学、高等学校卒業程度認定試験なども視野に入れて、じっくり考えてみましょう。

親はこうでなければならないという、固定観念を持たずに、お子さんの話を聴くことが、お子さんに余分なプレッシャーを与えないことに繋がります。

 

高校の登校拒否〜学年別の原因

ブラスバンド部

 

高校の場合、入学時には受験に伴う悩みや、生活の変化に伴うストレスがあります。また卒業に向けては、その後の進路に向けて新しいストレスや将来の不安が生じる場合が。学年毎にどんな悩みがあって、ストレスを感じるのか調べてみましょう。

まず高校1年での悩みとしては

  1. 学校が合わない
  2. 学校に通う必要が感じられない
  3. 友だちができない
  4. 家計が気になる
  5. 勉強が嫌い

 

受験してやっと入った高校。折角努力してやっと入ったのに、勉強ばかりだった、友だちが合わないなど。受験を頑張ったお子さんには燃え尽き症候群になり無気力な状態も見受けられることも。

また希望の高校に入れなかった場合は、お子さんの中に挫折感があり、些細なことも学校が思い通りにならなかったからと余計ネガティブな捉え方になってしまうことも。

 

入学したけれど、受験で友だちと離れてしまった場合、その後人見知り引っ込み思案趣味が合わないなどの理由で友だちができずに孤立してしまう場合が。一度その状況に陥ってしまうと、学校が楽しいと思えなくなり、足が遠のいてしまう傾向に。

勉強が嫌いなのは苦手な科目がある場合と、ついていけない場合。中学までは全然大丈夫だったのに、高校になったら物理など理系の科目で難易度が上がり、苦手な人が増え急に勉強が難しくなりついていけない場合も。

また、本人の中で、勉強ができることが自分の拠り所であった場合や、親からの期待が大きい場合は、急に勉強が大変になった自分を受け入れることができず不登校になることが。

 

小学校・中学ではどちらかといえば、精神的な発達がゆっくりのタイプのお子さんが不登校になることが多いのに対し、高校では頭の良い子、精神的に大人びているタイプのお子さんが不登校に。

高校2年になると学校に慣れてきて、また新たな問題が発生することも。

  1. 友だちや部活のトラブル
  2. 勉強がさらに専門的になっての悩み
  3. 進路の悩み
  4. 将来への不安

 

高校2年になると1年に友だちになった友だちとの関係にトラブルが生じる場合が。友だち関係が全てではありませんが、仲の良い友だちとのトラブルがきっかけで、周囲の友だち関係も行き詰詰まりを見せ、学校に居場所がなくなってしまうことにも。

またトラブルではありませんが、高校に慣れてくる中で、遊びに重点をおく友だちと仲良くなりすぎ、羽目を外して、夜遊びや非行など学生らしい生活を逸脱することが多いのもこの時期。このような友だちと仲良くなったというきっかけの場合もありますが、学業などのストレスが非行のきっかけとなる場合も。

 

この他異性に関する悩みが多くなるのもこの時期。SNSやインターネットでの陰湿ないじめなども現代では気をつけなければなりません。

高校では体は大人でも心にはまだまだ子どもの部分が残っていて、大人に対して腹が立ったり反抗心が激しく出て、理由なく周囲の大人、先生、親そのほかの社会の人に漠然と向けられるイライラや怒りとなる場合が。この大人社会に対する苛立ち嫌気がさすことが、不登校のきっかけとなることにも。

 

高校1年後半か高校2年には理系か文系を選択する必要があります。それまでに自分の進路や目標がはっきりしていれば良いのですが、これをきっかけに、「自分はどう生きたいのか」「どんな将来を目指したいのか」考えるようになり、答えがすぐ見つからない場合悩むように。

何も目標がない自分に自信を失ったり、また仮に、目標がみつかっても、本当にそれで良いのか不安に思ってしまうことも。これからのことが今決めたようで果たして良いのかと思いあぐねることは、将来への漠然とした不安にも繋がってしまいかねません。

 

また数は多くありませんが、部活をやめたことによるやる気の低下から学校に足が向かない場合も。これは運動部で活躍していた生徒についても見られる傾向。

高校3年生になると悩みはこれからのことと人間関係に集約されてきます。

  1. 友だちとのトラブル
  2. 受験や勉強
  3. 将来への不安

 

高校2年からお子さんが持っている勉強の悩みは3年でも続き、場合によってはさらに大きくなることに。今選んでいる文系理系の選択はこれで良かったのか?将来の進路の選択は本当にこれで良かったのか?と。

また目標はあっても、受験勉強しているが、全然その目標に届かない場合。自己否定の気持ちや挫折感が大きくなることに。

 

登校拒否による留年にどう対応したら良い?

悩む女の子

 

留年は出席日数が足りない場合と、成績が赤点を取り足りない場合に留年となってしまいます。成績は、補講や提出物、再試験と努力を見せるとカバーしやすいですが、出席は他のもので考慮されない場合が多いので、よく調べて問い合わせする必要が。

もし留年しそうになったら

  1. 留年してそのままの学校にとどまる。
  2. 別の学校に転校する。
  3. 中退する。

留年して同じ学年に再度在籍することは1年下の学年と一緒に勉強することになり、精神的苦痛が大きいので、選ぶ人は少ない傾向に。

転校の場合の選択肢は

  1. 全日制高校
  2. 定時制高校
  3. 単位制高校

転校する場合は、公立の全日制はかなり条件が厳しいので希望する場合はよく調べておく必要が。全日制高校への転校については、不登校の高校生の原因には留年や進路が絡んでいる?にも書いていますので参考にされてください。

随時転入を受け入れてくれる通信制は、登校日数を選べたり、不登校も受け入れしているので転入生を特別視する可能性が低く、体力的や精神的な負担が少なく転校しやすい傾向に。また卒業まで3年で卒業できる可能性が高いのも通信制。

定時制と通信制は単位制高校なので、今までの高校ですでに取得済みの単位を転入先の高校で認定してくれるメリットが。転校をきっかけに、本来のお子さんの希望にあった学校を選び直す機会となるでしょう。

どの学校もそれぞれ違うので事前に訪問がおすすめだが、特に定時制は年齢がバラバラで、全日制と雰囲気が違うので、事前に行って確認するのをおすすめ。

中退後の進路は

  1. 就職
  2. 高等学校卒業程度認定試験
  3. フリースクール
  4. 海外留学
  5. 全日制高校
  6. 通信制高校
  7. 定時制高校

 

中退してから高校に行くことももちろん出来るが、「中退」という言葉を学歴に記入しなければならない。別の学校に行く場合もし転校できるようなら、ブランクが開かない転校がおすすめ。

海外留学は学校によっては籍を置いたまま行くことも可能ですが、不登校の場合は難しいことも。海外留学は短期でも、本人の中で自信に結びついたり、視野が広まる場合があり、立ち直りを促す場合も。

 

フリースクールでは細かな規制がなく自由に振る舞う中で、自分を見出して、人とも向き合えるようになり、自信を取り戻すことも。

高等学校卒業程度認定試験については、16歳以上なら誰でも受験でき、必要単位を取得すれば高校卒業と同等のレベルとみなされる試験。基礎的な内容で100点満点のところ40点取得で合格。

高校ですでに取得済みの単位以外を合格すれば良いので、自主的に勉強ができる人にはありがたいシステム。資格試験なので、学歴にはなりませんが、試験は選択形式での回答なので、中学時代の勉強をしっかりこなしてきた人には比較的合格しやすいとも言えるでしょう。

 

高校での選択肢については、登校拒否〜8つの進路と勉強について〜でも書いていますので参考にされてください。

 

まとめ

ぶなの木漏れ日

 

高校で留年になってしまったら、ブランクを作ってでも目指す学校に行きたいのか、とりあえず最短の期間で卒業を目指すのか、体調を優先するのか、あなたのお子さんはどれを優先されたいのでしょうか?

はっきりとした学校名が頭に思い浮かばない場合は学校の資料を並べてお子さんが何と無く気になるものから当たって見てください。そのうちに、この学校が良いとか、こういう希望があるかもしれないとか、考えがまとまってきます。

 

お子さんが尻込みしたり、落胆されることもあるかもしれません。本当はこんな学校がと思いながらも、はじめは言えないかも知れません。でも、そうやって乗り越えたり、考えたりするのも大きな成長に繋がります。

ずっと高いところを望んでいる場合には、まずその学校が良いところを話してよく見つけたと話してあげてください。

 

モジャ博士
それから「(不登校になっていなければ)本当ならその学校も狙えるところだよね。」とその願いが叶うこともありうることを話してあげてください。なるべく前向きに進めるようサポートしてあげましょう。

 

すーママ
あなたが一緒に悩んだり、応援してくれることを、お子さんは心強く感じています

 

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