登校拒否ー高校の不登校で復帰や転校時に気をつけたい3つのこと

仲良し高校生

 

夢いっぱいで入学した高校なのに、学校が合わない、友だちができないとなると、親も子も辛いですよね。高校は小学校や中学と違って単位を落とすと留年になるので、余計学校に行けないことがストレスに。

学校に行けなくなったら、なるべく早く学校に復帰したいところですが、高校生の悩みは複雑で、簡単に復帰できるとは限りません。

留年してそのまま学校に行かなくなってしまうと中退になり、それから転校先を探すとブランクの期間が生まれ、3年以上卒業にかかってしまうことも。

そこで、留年しそうになったら中退せずに転校することで、3年間で転校しても卒業できる場合も。

お子さんがどうしたいのか、また復帰や転校する場合に気をつけたいことを纏めてみました。

 

高校生の登校拒否ー学校に復帰したい?

まずはお子さんの状態を確認しましょう。

  • お子さんは時々は学校に行ける状況でしょうか?
  • お子さんは保健室や別室なら学校に行けますか?
  • お子さんは毎日家で過ごされていても、家族と話をしたり、好きなことをしたりできていますか?
  • お子さんは昼夜逆転されて昼間は起きれない状態ですか?
  • お子さんは部屋に閉じこもって外には出れませんか?

 

お子さんが体調が酷く悪くない場合は復帰できる可能性があります。ただし、原因や心の傷の深さ、将来の目標などが関係。保健室に行ける方が、全く行けていないお子さんより、復帰に近いところにおられるということではないことにも理解が必要です。

 

また昼夜逆転していても学校に復帰できることもあります。そのためには時間と粘り強い気持ちが必要ですが、将来の目標など強い気持ちがあれば、可能です。

ただし、全く人と会えない状況では、まず、少しずつ外に出る、人と交わり楽しい経験を増やすことから取り組む方が、返って復帰に向けて近道になるでしょう。また体調が悪い場合は診察を受けることも検討し、体調を整えながら生活も整えていきましょう。

 

一番大切なことはお子さんの話をじっくり聴くこと。普段から話はできていますか。部屋にこもられていてもあなたとは話ができる状態でしょうか。

 

お子さんが今の学校にもう一度行きたいと思われているかです。確かに学校を変わらずにそのまま元気に登校できるようになれば、こんなに良いことはありません。

お子さんが学校に復帰するのが当然と思われている場合は、話を聴いて、そのまま様子をみましょう。話をする間に、もしかしたら本音がポロリと出るかもしれませんから、先入観や、こうでなければいけないという気持ちを捨てて、じっくり受けとめてあげてください。

 

しかし、いじめや友だち関係で悩み苦しんでいる場合には、本人に学校に戻るように親の希望を押し付けても、良からぬプレッシャーを増やすだけで、状況を悪化させる以外の何物でもありません。十分注意しましょう。

また保健室や別室など条件付きで学校に行ける場合、それを出席日数としてもらえないか学校と相談してみる、単位が危ない教科については補講などを考慮してもらえないかお願いしてみましょう。

 

参考:不登校の高校生の原因には留年や進路が絡んでいる?

 

登校拒否から別の高校に転校する?

ギターを弾く男の子

 

出席日数の3分の1欠席すると単位を落としてしまうのですが、科目ごとに出席を取るので、欠席する曜日に偏りがあると欠席日数が多くなくても単位を落としてしまうことに。特に1時限目は遅刻が多い場合単位を落としやすくなるので注意が必要。

学年ごとに取得できる単位が決められている学年制の全日制高校では、次の年に落とした科目を履修することができず、留年しやすくなってしまいます。

 

欠席日数が4分の1となっている学校も。生徒手帳や教務主任に確認するのがおすすめ。成績はたとえ赤点を取っても、補講、追試、提出物で努力をし考慮して、進級させてくれる学校も多いのですが、欠席日数については、そのほかのもので補填できないことがほとんどですから不登校の場合、残念ながら常に留年のリスクに晒されているとも言えるでしょう。

留年し、そのまま今の学校にとどまることを残留と言いますが、下の学年の人と一緒に勉強することになりますから、それでなくても学校に行くのが辛いお子さんにとっては、残留はかなり苦しい選択。ですから選択する人もごく僅かとなっています。

では残留しないとなると、中退(して就職を含む)か転入となります。

 

転校については、全日制の公立高校は転入時期が限られていて、ハードルが高くなっています。通信制の場合は登校日数が選べたり、随時転校も受け入れしている為、手続きしやすいことも。

ただし、全く学校に通わないコースを選んだ場合、自宅で自主的に根気よく取り組む必要が。

 

通信制を選ぶメリットには、

  • 単位制なので、留年が無く、1年で単位を落としていても、残りの単位を3年間で取得できれば、3年で卒業できる。ただし、単位が取れなければ、必要な単位を取れるまでだけの期間だけ、卒業の時期が先に伸びる。
  • 不登校になってしまったために、毎日朝早くから通うことに対する心や体の負担感が、通信の場合は少なくて済む。
  • 転入することで、学歴に「中退」ではなく「転入」と記入できる。
  • 不登校を多く受け入れしているので、その為に周りから特別視されることが少ない。

 

通信制・定時制高校・フリースクールについては高校の進路〜公立高校と不登校受け入れする私立高校どちらを受験する?でも書いていますので参考にされてください。

 

登校拒否から学校に復帰・転校の場合の気をつける3つのこと

学校に復帰する場合、または転校する場合、実際にしてから気をつけて対応したいことは3つ。

  • あなたはあなたのままで良いと伝えましょう。
  • 安心して居ることができる場所を作りましょう。
  • 生活環境を整えるサポートをしましょう。

あなたはお子さんに「あなたはあなたのままでいいのよ」と伝えていますか。日本人はあまり良すぎる言葉は恥ずかしくてなかなか口には出せないかも。

しかし、お子さんは学校に行けなくて情けないと苦しんでおられます。あなたにも申し訳ないと思っているでしょう。ですから、その気持ちを軽くしてあげることが必要。

 

その為には、ありのままのお子さんで良いことをお子さんに理解してもらうこと。「健康であることが一番大事」「あなたのことが心配」「あなたのことが好き」であると伝えましょう。

 

ご家庭がお子さんにとって安全で安らぐ場所であることはお子さんを安定させ、これからに向けて努力しやすくなります。またご家庭以外にも安心して行ける場所ができると、学校で嫌なことがあっても相談したり、避難したりすることができ、お子さんの安定に繋がります。

カウンセリングでも習い事でも塾でも構いません。運動が好きな方はチームに入るというのも良いでしょう。

 

復帰のところで昼夜逆転でも学校に復帰できる場合もあると書きました。確かにその場合も。しかし、その道のりはとても険しいことに。ですから、なるべくハードルを下げる為にも、生活を整え、昼間に用事を入れるなど工夫して、少しでも生活リズムを整えるサポートをしてみてください。

 

そして、実際復帰した後、転校した時に気をつけることは、「学校がいけない日がつついて居た為に、周りの目が気になり、疲れが出ることも予想されます。また生活のリズムができて居ない為に、早退してしまったことや、遅刻してしまったこと、行けなかったこともあるでしょう。

その失敗や辛いことに注目するのではなく、今日は頑張って行けた、眠いけど起きれたとよかったこと、できたことに注目してください。きっと流れが変わります復帰にせよ、転入にせよ、仕事をするにせよ、きっと役立ちます。

 

最後に、親ができることに学校との連絡があります。学校の対応は、こちらの希望通りとは限りません、先生や学校は大勢を相手にしていますから、落胆することもあるでしょう、でも、お子さんのパイプ役はあなたなのです。あなたの応援するお子さんが、少しでも通いやすいよう、また少しでも立ち直りやすいよう、工夫して連絡をとりましょう。

海外留学については、登校拒否の中学生〜8つの進路と勉強について〜でも書いていますので参考にされてください。

 

まとめ

心象風景 ピンクのバラ

 

お子さんは高校になり、義務教育ではないから、いつでも学校を辞めることができます。また学校も単位が足りないと説明することもあるでしょう。このような事情がお子さんの悩みをより複雑にしています。

話を聴くのは勿論ですが、ご家庭が安心した場所であるように整えることを考えてください。多くのお子さんが家で癒され、体力や気力を充電して新しい出発をしています。

 

ご家庭が安心した場所であることはとても良いことですが、学校に復帰する、または転校するにあたってもう一つ居場所があればなお心強いですね。学校でのトラブルや悩みの相談や、発散の場となりますし、今後の意味でもプラスでしょう。

 

モジャ博士
そして、これからのことを考えると復帰の為にも、転校してからも、また中退して仕事をするにしても、生活を整えることが大切です。

 

すーママ
生活を整えることは、急には無理かもしれませんが、好きなことを午前中に予定入れて、起きるようにするなど、お子さんが無理のないように工夫してみてください。

 

高校卒業程度認定試験については、不登校〜高校留年の割合は?その後はどうすれば良い?でも書いていますので参考にされてください。

 

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