登校拒否〜高校生の不登校の原因はうつ病かも知れない?

空を見上げる高校生

 

高校に受験して合格したところなのに、登校拒否になってしまった。

昼夜逆転してイライラして性格も変わってしまったのかも。

親とも話ができなくなって、塞ぎこんでしまった、ご飯も食べれなくなったとしたら親は本当に心配になりますよね。

うつ病が気になりますか?確かに、不登校の間に心の病になる場合もあります。しかし、ただイライラしているだけかも知れませんね。また、受験や勉強などのストレスから不安が募って親に気持ちをぶつけているのかも。

高校生がどんなことに悩むのか学年別に調べてみました。お子さんの様子と照らし合わせ、体が心配な状況かじっくり考えてみませんか。

 

高校生の登校拒否の悩みを学年別に分析してみた

スマホを見る高校生

 

まず、高校生がどんなことで悩んでいるのか学年ごとに、調べてみました。

高校1年生はどんなことで悩んで不登校になる?

  • 学校が合わない
  • 学校に通う必要が感じられない
  • 友だちができない
  • 家計が気になる
  • 勉強が嫌い

 

受験してやっと入った高校。親にしてみると、「やれやれ良かった」なのですが、本人はそんなに簡単ではありません。折角努力してやっと入ったのに、行ってみたら、意外と勉強ばかりだった、友だちが合わないなど。受験を頑張ったお子さんには燃え尽き症候群になり無気力な状態も見受けられることも。

また希望の高校に入れなかった場合は、お子さんの中に挫折感があり、些細なことも学校が思い通りにならなかったからと余計ネガティブな捉え方になってしまうことも。

 

入学したけれど、受験で友だちと離れてしまった場合、その後人見知り引っ込み思案趣味が合わないなどの理由で友だちができずに孤立してしまう場合が。一度その状況に陥ってしまうと、学校が楽しいと思えなくなり、足が遠のいてしまう傾向に。

高校に入って体調が悪くなり休みがちになったCさん。クラスメートからサボりと思われ、せっかくできた友だちからも相手にされない状況に。しかし、本人には幼い頃の体験により医者になりたいという夢がありました。

 

ですので、陰口言われながらも、休みながら、Cさんは高校に通うことができました。1年ほど経って、体調不良の原因である病気も特定され、友だちもできたCさんは、受験も頑張ることができたよう。

このように将来の目標があるなどモチベーションが高いと、状況を跳ね返す力が大きく維持できそう。

 

勉強が嫌いなのは苦手な科目がある場合と、ついていけない場合。中学までは全然大丈夫だったのに、高校になったら物理など理系の科目で難易度が上がり、苦手な人が増え急に勉強が難しくなりついていけない場合も。

また、本人の中で、勉強ができることが自分の拠り所であった場合や、親からの期待が大きい場合は、急に勉強が大変になった自分を受け入れることができず不登校になることが。

 

小学校・中学ではどちらかといえば、精神的な発達がゆっくりのタイプのお子さんが不登校になることが多いのに対し、高校では頭の良い子、精神的に大人びているタイプのお子さんが不登校になることが多い傾向に。

 

不登校の高校2年生の悩みは?

  • 友だちとのトラブル
  • 部活の問題
  • 進路の悩み
  • 将来への不安

 

高校2年になると1年に友だちになった友だちとの関係にトラブルが生じる場合が。友だち関係が全てではありませんが、仲の良い友だちとのトラブルがきっかけで、周囲の友だち関係も行き詰詰まりを見せ、学校に居場所がなくなってしまうことにも。

またトラブルではありませんが、高校に慣れてくる中で、遊びに重点をおく友だちと仲良くなりすぎ、羽目を外して、夜遊びや非行など学生らしい生活を逸脱することが多いのもこの時期。単に友だちとなった以外に、そのほかの悩みが原因の場合も。

 

この他異性に関する悩みが多くなるのもこの時期。SNSやインターネットでの陰湿ないじめなども現代では気をつけなければなりません。

高校では体は大人でも心にはまだまだ子どもの部分が残っていて、大人に対して腹が立ったり反抗心が激しく出て、理由なく周囲の大人、先生、親そのほかの社会の人に漠然と向けられるイライラや怒りとなる場合が。この大人社会に対する苛立ち嫌気がさすことが、不登校のきっかけとなることにも。

 

高校1年後半か高校2年には理系か文系を選択する必要があります。それまでに自分の進路や目標がはっきりしていれば良いのですが、これをきっかけに、「自分はどう生きたいのか」「どんな将来を目指したいのか」考えるようになり、答えがすぐ見つからない場合悩むように。

何も目標がない自分に自信を失ったり、また仮に、目標がみつかっても、本当にそれで良いのか不安に思ってしまうことも。これからのことが今決めたようで果たして良いのかと思いあぐねることは、将来への漠然とした不安にも繋がってしまいかねません。

 

また数は多くありませんが、部活をやめたことによるやる気の低下から学校に足が向かない場合も。これは運動部で活躍していた生徒についても見られる傾向。

 

不登校の高校3年生が悩んでいること

  • 友だちとのトラブル
  • 受験や勉強
  • 将来への不安

 

高校2年からお子さんが持っている勉強の悩みは3年でも続き、場合によってはさらに大きくなることに。今選んでいる文系理系の選択はこれで良かったのか?将来の進路の選択は本当にこれで良かったのか?と。

また目標はあっても、受験勉強しているが、全然その目標に届かない場合。自己否定の気持ちや挫折感が大きくなることに。

 

高校生の登校拒否はうつ病が原因ですか?

ベッドで悩む高校生

 

このように高校の不登校の原因は、小学校や中学とは異なり、うんと複雑で、将来の生き方を模索する悩みと深い関わりを見せる部分も。

 

うつ病とは、

眠れない、食欲がない、一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといったことが続いている場合、うつ病の可能性があります。うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスが重なることなど、様々な理由から脳の機能障害が起きている状態です。脳がうまく働いてくれないので、ものの見方が否定的になり、自分がダメな人間だと感じてしまいます。そのため普段なら乗り越えられるストレスも、よりつらく感じられるという、悪循環が起きてきます。(みんなのメンタルヘルス 厚生労働省HPより)

 

うつ病とは病気ですので、勿論病気が原因で不登校になる場合もありますが、その場合も悩みがあって、うつ病になり、学校に行けなくなったと考えるのが自然でしょう。

また不登校になった時にはうつ病でなくても、家にいる間に病気が進んでしまうことも。このほかうつ病ほどでなくても適応障害の可能性も。適応障害については、学校に行けない病の治し方〜高校生の場合はどうしたら?でも書いていますので参考にされてください。

 

身体症状が出て改善がみられない場合は、心療内科など必ず専門家に相談しましょう。お子さんの様子を見て、症状が悪化しないうちに受診してください。

 

病気の症状がない場合は

  • お子さんの焦りや不安をゆっくりと聞いてあげましょう。
  • そしてその気持ちを受け止め、理解してあげてください。
  • 話がしにくい場合は尋ねすぎは禁物。
  • いじめの場合は詳しく聴いて早期の対応が急務ですが、そのほかの場合は大体の様子がわかれば、原因の特定は必要でない場合も。
  • ゆったりと聴いて、お子さんが安心できる場所があると感じることが大切。
  • 学校に行けない罪悪感から、昼夜逆転やゲーム依存に陥り、家族との会話がなくなり、反抗することもありますが、自分の味方になってくれる人がいるという気持ちで救われる部分も多いでしょう。
  • あなたがぜひお子さんの一番の味方であってください。「したいと思ってもできないことってあるよね」「あなたはあなたのままでいいのよ」と伝えてください。
  • お子さんの得意なことを伸ばすこと。
  • お手伝いも頼めそうなら頼みましょう。人の役に立てることは自信に繋がります。
  • 進路のことで悩んでいる場合は一緒に探し、情報集めをし、一緒に悩んでください。
  • 受験や進路などあなたの経験や悩んだこと、失敗談など話してあげましょう。

 

まとめ

心象風景 芝生の地球

 

高校生の不登校はどちらかと言えば、大人びて成熟した考え方のために、安易な理由というより真剣に悩んだ結果の登校できなくなっている場合が多いよう。体調にも出てきている場合は速やかに受診し体調を整えながら、本人が希望する道を進めるようサポートしたいもの。

 

モジャ博士
体調が悪くても、悪くなくても、親の心配は尽きませんが、「何故うちだけが」と悩むより、「お子さんを理解する良い機会に恵まれた」と思って取り組んでください。

 

どんな親も毎日の中の反省はあるはずですが、自分の子どもと真剣に向き合うことはそうないことです。

 

すーママ
今を大切にすれば、その後が違ってきます。

 

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