あなたのお子さんは小学校何年生ですか?
学校に行けないのは行きたくないから行かないのではありません。行きたいのに行けない。前の晩、明日は行こうと決心しても、朝になると行けないのです。
朝はどんな状態でしょうか?
お腹が痛くなるのでしょうか?しんどくなるのでしょうか?それとも布団から出れなくなる?
お子さんは何かはっきりとした原因があって学校に行けないのでしょうか?それとも理由はわからないけれど行けないのでしょうか?
小学生の場合もう一つのポイントが学年。高学年では、低学年からかなり体も心も成長されていますから、
小学校に行けない理由には 小学校低学年の場合甘えや分離不安によるものが多いです。 また小学校では些細なことがきっかけで行けなくなるが、 行きたいけれど行けない気持ちには、まずお子さんが学校=行くべきところ、行かなくてはいけないところと感じているという状況が読み取れます。 そして、大切なことは、お子さんは行けない自分を情けない、恥ずかしい、ダメだと思っているということです。ですから、絶対に責めたり、無理やり学校に行かせてはいけません。 お子さんは苦しんでいるのです。その苦しみと今の状況を受け入れることで、お子さんの心は少しずつ安定に。お子さんへの対応ではこの気持ちを理解することが必須。 小学校の場合、きっかけがうまく掴めると、短期間で戻れることも。友だちに声をかけてもらう、行事などで先生に声かけしてもらうなども上手くお願いして力を借りれると良いですね。 朝の気になる症状については、朝になると学校に行けない理由は甘え?行きたいけど行けないのは病気?で書いています。参考にされて下さい。 小学校に行けない理由がわからないのは、下記の2つ。 理由がわからないのは、細かいことがたくさん積み重なってどれが原因か今更わからない場合、エネルギーを使い果たして今更何が原因かわからない場合です。 後者は頑張りすぎて燃え尽きてしまった、今更もう理由もわからず無気力になってしまう場合もあります。優等生に多い傾向が。 本人が言いたくない場合は、「わからない」と答える場合と、とりあえず適当に思いついた理由を答えることもあります。つまり、原因や理由を聞いて本当の理由にたどり着かないこともあることを親は理解しておかなければなりません。 お子さんが言われていることが本当のこととは少し違うかもしれないということは、あなたとお子さんが心が通じている場合には、察することが容易でしょう。もし、親子関係がとてもこじれている、話も全くしないという状況だと、そこから修復する必要があることも。 子どもとは普段からコミュニケーションを取りたいですが、上手くいっていない場合はお子さんの好きなこと、楽しい話題から始めましょう。最初は返事をあてにしないで下さい。 聞いてくれるだけで十分。あなたとの会話で聞いて結果として何らかの行動があれば内容も聞いてくれているということ。 そうしたら次は、一緒に楽しめることを増やしたいですね。おやつ作りでも、お絵かきでも、一緒に本を読むことも良いですね。天気の良い日なら一緒に外で体を動かしてみることも気分転換にもなるでしょう。 学校に行けないことで不安や罪悪感がありますから、楽しむこと、嬉しいことを増やして希望が持てるようになればお子さんも知らず知らずのうちに前向きになれます。 話ができるようになったら、時々はゆっくり話せるような場面設定も作ってみましょう。本人も気がつかない言葉がぽろっと出て大きな気づきがあるかもしれません。 小学校の場合は甘えや不安から不登校になる場合が多いですが、学年が上がるにつれて原因も複雑に絡み合っていることが多い傾向に。 大切なことはお子さんの話をじっくりと聞く態度。間違えても遮らないで下さいね。そしてもし、お子さんが話せない場合は、絶対に無理矢理聞き出さないこと。 お子さんが自然と話したくなるまで、環境作りに集中すること。じっくりと待ちましょう。 低学年と高学年の違いについては小学校の学校に行きたくない病〜その理由と対策は?にも書いています。参考にされて下さい。 ⇩参考になりましたらぽちっと、応援よろしくお願いいたします!⇩
小学校に行きたいけど行けない理由は?
小学校に行けない理由がわからないのはなぜ?
まとめ