不登校の原因は親?子どもがストレスを溜めない対応とは?

テレビを見る父子

 

「不登校の原因は自分だったのかもしれない」そう思ってご自分を責めておられませんか?

確かに親は子どもに大きな影響を与えており、親の何気ない言葉が不登校のきっかけになってしまった場合すらあります。しかし、この表面的なきっかけに対して、本当の原因はもっと深いところに根ざし、別にあることもあり、多くの場合は複雑にいくつもの要因が絡み合っていることも。

 

また、親が原因で全くないことも多いと述べる必要があるでしょう。とは言っても明らかに親が原因の場合も勿論あります。

 

モジャ博士
親が原因の場合は主に「過干渉」と「放任」です。

 

すーママ
この「過干渉」と「放任」、状態としては真逆でありながら、実は真のコミュニケーションが欠落している点では似ている部分も。

 

主な原因は親になくても複雑に絡み合った原因の一部になっていることもありますから、是非、対策も含めて参考にしてください。不登校の長期化を防ぐ為にも、適切な対応を心がけたいですね。

 

不登校の家庭内の原因が親であるとき

悩む女の子

 

不登校の家庭内の原因には家庭内不和(夫婦の関係だけでなく、祖父母との関係も含む)、経済的原因、単身赴任、など家庭内の生活環境が変化した場合にも起こることがあります。子どもは親が身内と良好な関係を構築するのを見て、そこから社会のあり方やコミュニケーションを学んで行くのです。

しかし、その関係がうまく作れていない環境の場合、子どもは、学ぶ機会を失ってしまうわけです。小学生の場合、まだまだ家庭で過ごす時間が多いので、家庭関係の原因で不登校になることが中学生や高校生に比べて多いですから注意が必要。

 

参考:甘えや分離不安については小学生の不登校の原因とその心理とは?

 

家庭内の原因が親である場合は主に過干渉放任が考えられます。

 

過干渉

過干渉とは先回りして親がなんでもしてしまうこと。例えば、学校から帰ってきたら、「おやつの前に手を洗うのよ」、「宿題は早めにやったほうが良いわよ」、「内申にも響くから、クラブは長く続けられるものを選ぶのが良いわ」など、過干渉の親は良かれと思って指示を出し続けます。

お子さんを育てる段階でなんでも先回りして教えてしまうと、お子さんは自分で考えなくなり、精神的に幼いままになってしまいます。そうすると、そういう子は家では自分の思った通りできないと気が済まなくなり、ワガママを通すように。

 

しかし一方、外に出ると世話を焼いてくれる親がいないことをわかっているので、周りに気使いすぎる傾向が。こうした極端な内弁慶は自分に自信が持てず、敏感で傷つきやすくなってしまい、クラスメートにからかわれたり、発言する時にしどろもどろで恥をかいたというようなことでも大きなショックとなってしまいます。

そして、このような精神状態が続いている場合には、たとえ些細なきっかけでも、いとも簡単に学校に行けなくなってしまうことに。

 

放任

放任は子どもをほったらかすこと。過干渉はよくありませんが、だからと言って子どもを放っておけば良いのではありません。放任することによって、子どもは「やりたいようにやって良い」と勘違いし、次第に歯止めが聞きかなくなってしまいます。

そして、子どもは親にさえも自分たちのいうことを聞かせようとする場合も。極端な場合は非行に走ってしまうことさえあります。

 

ストレスを溜めない親の対応は?

微笑む母娘

 

毎日お子さんに会う時、あなたはため息ついていませんか?過干渉も放任もお子さんには良くありません。今までそうだったという方も、また、違う理由でお子さんが不登校になっている場合であっても、あなたが今の状況が自分のせいと思い込んで落ち込んでも、何一つ改善には向かわないのはおわかりですよね。

暗い顔をしているあなたは何一つ良い影響は与えられないということ。それどころか、毎日不安で、どうにか気持ちを保っているお子さんがあなたの顔を見て、ますます暗い気持ちになり、あなたには近寄れない、近寄りたくないと思うようになり、心は余計あなたから離れてしまいます。

 

過干渉と放任どちらが良いかと尋ねられるならば、どちらもお子さんには良くありません。年齢にもよりますが、お子さんの自主性に任せながら、大切なポイントについて干渉するのがベスト。

不登校の場合、保護者の方も、お子さんもそれぞれ苦しみもがいているのですが、お互いの行動や気持ちがマッチングしていないことが多いのです。だからなかなか解決に至らない。

 

不登校になっているお子さんと話してみると、親の言葉や態度で余計罪悪感を持ってしまったり、親の「学校に行って欲しい」という気持ちがプレッシャーになって、余計親には話せない、家にいても落ち着けないことがあるよう。静かにしておいてあげるべき時に、親がしつこく問いただしてしまう、お子さんが学校に行けずに罪悪感があるのに、お子さんが元気そうに見えて責めてしまうなども。

 

お子さんも一人一人違いますからしてあげなければいけないことは少しずつ違います。元気な場合には親はするべきことがきちんとできていなくても、何とか子どもは育ちますし、親と気持ちが噛み合わなくても、何とか過ごしていけることができます。

困っている場合こそぴったりの対応が求められてしまうのですが、お子さんも混乱の中、上手にSOSの発信ができない。だからこそ親からの適切な働きかけも必要なのです。

 

ではそんな時にはどうしたら良いのか、対応のポイントは3つ。

  1. 「お子さんを変えよう」と思わない。
  2. お子さんと十分なコミュニケーションをとる。
  3. 親の生き方を見せる。

 

お子さんが不登校になってしまうと、親はとにかく焦ります。本を読んだり、調べたりして、どうにかぐっとこらえて、無理やり学校に行かせるのは我慢したとしても、「一日でも早く」そう願うのは当たり前のことです。

かつての私も、毎日一日中どうにかして「行けないだろうか」と悩んでいました。でも、こうなってしまった時、すでにお子さんは学校に行けなくて申し訳ないとか、普通のことができないと落ち込んでいるので、親の気持ち自体も心配してくれて嬉しいと思うのではなく、大きなプレッシャーになってしまいがち。

 

だから、とりあえずは、この「すぐに」とか「子どもを変えなくては」という気持ちを一度封印して今のお子さんと良い関係を作ることに集中してください。親が「早く学校に行かせなくちゃ」という気持ちを越えた時、解決に至ることが多いのです。

 

次に親子のコミュニケーションについてですが、コミュニケーションが悪いことは放任にも繋がりますし、過干渉もある意味本当のコミュニケーションが取れていないと言えます。必要なのは、お互い信頼して必要なときには話せる関係。

これはお子さんに無理強いして話させるという意味ではありません。お子さんに無理強いすると、それは新たなプレッシャーとなり、問題をこじれさせるだけ。

 

性格や状況にもよりますが、聞きだそうとすれば、警戒してしまう場合すらありますから、話ができていない場合には、まず挨拶から話しかけることから始めてください。

返事は最初はなくても良いのですよ。聞いていることがお子さんの態度でわかります。

 

そうして良いところがあれば、「〇〇できて良かったね」を。また、してくれたことについてはどんな小さなことでも「ありがとう」と伝えましょう。

お子さんの返事があるようになれば、顔を見て話す機会を増やしてください。進むのは少しずつ、急がないことです。

 

不登校の子どもたちはとても敏感な子どもたちが多いですから、あなたが変わってきていることにちゃんと気がつくから安心してください。親が変わってきた態度を感じ取った子どもは変わりますよ。

 

そして、親の生き方についてですが、人生はいつも良いことばかりではありません。不登校のお子さんを見てため息をつかれることもあるでしょう。しかし、あなたが暗い顔をしていたら、お子さんも更に落ち込んでしまいます。

ましてや、あなたがそのせいで心の病気にでもなってしまったら、お子さんはそれを知ったらご自分をせめてしまうのではないでしょうか?そう考えるとどうあれば良いかわかりやすいはず。

 

だからまず頑張っているあなたを褒めてあげてください!それから自分自身の時間も持つこと。

長い時間、豪華なご褒美でなくて良いのです。たとえ5分の日記の時間、お風呂でアロマでリラックス、たまにはお子さんとちょっと奮発したお菓子で一緒にティータイムも良いですね!子どもは親のことをじっと見ています。

 

モジャ博士
あなたが悩みながらも人生を楽しんで生きれば、お子さんもそうなりたいと願えるようになるでしょう。

 

すーママ
あなたが懸命にあなたの人生を生きていること、そのあなたの応援している人がお子さんである」とお子さんがわかった時、じわじわと影響が現れます。

 

まとめ

心象風景 草原

 

お子さんは成長に従って、自分の社会との関わりを広げていきます。小さい頃は家庭との関わりの部分が大きく、家庭内での出来事の影響が大きい傾向に。

親にも事情があり、転校や単身赴任など不可避の要因もありですが、幼い間はお子さんの甘えたい気持ちを十分配慮して対応することが必要。不登校は、親子共々に試練の時ですが、冷静に考えればずっとモヤモヤしたままそれを持ち続けて溜め込み、大きくなってから我慢できなくなって爆発してしまう方も多いので要注意。

 

そう考えると、お子さんは、「うまく心のSOSを今表現できた」から良かったですよね。大きくなり、問題が更に迷走してから爆発するよりは、傷も浅い間に吐き出した方が早く楽になれます。

また何気なく過ごしていると、どうしても毎日反省しながらも、とりあえずのことに追われ、親子関係はないがしろになってしまうことが。でもこうして問題が起こると、どうにかしないとと心から思え、親は子どもを認める大切さに気づき、きちんと関係を見直す機会を持つことができるのですよね。

 

モジャ博士
不登校をお子さんだけが乗り越えなければならない「お子さんの問題」と捉えるのではなく、親だけが変わらなければならない「親の問題」と考えるのでもなく、「ご家族全体の問題」として取り組むと解決が早くなります。

 

すーママ
そしてこの機会を是非、更に信頼できる親子関係のきっかけにしましょう。

 

参考:学校に行けない子ども~家庭関係の原因は親です!?

 

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