小学校の登校拒否ー不登校の対応を症状別に解説!

ランドセルを背負う女の子

 

毎朝お子さんがお腹が痛くなって学校に行けなくなったら心配しますよね。

また、朝は頭が痛いのにお昼頃になったら元気になったら、これって仮病?と不安になりませんか。

 

怠けて学校に行けないかどうかはお子さんを観察すればわかります。

大抵は本当に辛いのです。ストレスから辛い場合と病気がある場合があるので気をつけてください。

 

モジャ博士
病気が心配な場合は受診して原因をはっきりさせることが必要。

 

すーママ
様子を見て、症状が軽い場合や体調が良い場合などは、不登校になってしまった低エネルギーを充電することが大切。

 

どんな状態に気をつけたら良いか調べてみました。

 

登校拒否身体症状が出る心理とは?

学校に行けなくなるには特有の心理があります。

  1. 「学校に行きたくない」気持ちやストレス・不安行動として「学校に行けなくなる」
  2. 「学校に行かなくてはならない」と思っているから苦しくてストレスがたまる。
  3. ストレスから体の状態に出る場合も。

 

学校に行けなくなるには、学校に行った場合のストレスがあって「学校に行きたくない」という気持ちが大きくなると、学校に行けなくなる状態に。朝起きれない、家からどうしてもでれない、行かなくてはと思っても足が戻ってきてしまったりするのです。

そして、ほとんどの子が「学校に行かなくてはいけない」と思っているので、「行きたくない」自分が余計なさけなく、自信を失ってしまう傾向に。だから、朝学校に行く時間が過ぎると、お子さんの体調が良くなる場合があるのです。

 

子どもは心と体が発達途上にあるため、心と体の状態をまだはっきり区別が出来ません。そのため、精神的なストレスを発熱、腹痛、食欲不振のような身体的な症状として訴える場合が。

よく学校へ行けないのは怠けだと言う意見がありますが、サボりかどうかを見分けるポイントは

  1. お子さんが学校に行かなければと思っているかどうか。
  2. お子さんが学校に行けなくて辛いと思われているかどうか。

 

時間が過ぎたら元気になるからと言って、上記の場合は仮病ではありませんし、また怠けでもありません。本当に辛いのです。ではどんな症状が出るのでしょうか?

 

小学校の登校拒否でどんな体の症状が出る?

 

子どもは、心と体の状態が成長の途中である為、ストレスが強くかかると体にその症状が現れることがあります。その症状は

  • 身体症状
  • 精神症状
  • 行動

 

身体症状では発熱、 腹痛、 頭痛、 吐き気、 食欲不振、 嘔吐、 全身倦怠感、 喘息、 足が痛い、 胸がキリキリする、耳が聞こえなくなる、 目が見えなくなる、じんましんなど。

精神症状には、不安、 緊張、 恐怖、 イライラ、 かんしゃく、 憂うつ、 集中力の低下など。

行動には指しゃぶり、 爪かみ 抜毛など。本人が気づかず、髪の毛を抜いていたり、爪を噛んだりすることがありますから、気をつけて見てください。

 

子どもは心と体が発達途上にあるため、心と体の状態をまだはっきり区別が出来ません。そのため、精神的なストレスを発熱、腹痛、食欲不振のような身体的な症状として訴えることが多くみられます。

特に低学年の場合、体調に現れることと、精神的なストレスの繋がりを自分で判断したり、理解することは難しいので、親が様子を見て状況を理解する必要が。

 

日本では元気なのに学校に行かないことを批判的にみる考え方が主流。「学校に行かなければならない」けれど「学校に行けない」というストレスが無意識的に体調を悪化させる場合が多いよう。ですから仮病や怠けではありません。

病院に行くと「原因はない」「神経症」「自立神経失調症」とされる場合も。しかし頑張って辛さを乗り越えてきた方や、できる方には怠けと映ってしまう場合もあるでしょう。

 

ですが、そんな時こそ、あなたがお子さんの状況を理解し、不必要な責めをしないように気をつけましょう。体に出るのは、「行かなければならない」という気持ちゆえの辛さによるもの、実際に体調も悪いのです。

ただし、中には本当の病気が隠れている場合があるので注意が必要です。

 

お忙しい毎日ですが、これを機会に、お子さんのことを是非じっくりと見てあげてください。

起立性調節障害については、学校に行けない中学生ー学校に娘が行きたくない時の6つの対処法にも書いていますので参考にされてください。

 

登校拒否と思っていたら病気?

不登校といえば、朝起きれない場合の起立性調節障害、ストレスによる影響から五月病適応障害、うつ病などがよく言われます。

起立性調節障害は自律神経の乱れにより朝起きれず、午前中調子が悪い状態。不登校の原因の一つとされています。

 

五月病、適応障害、うつ病については、学校に行きたくない病の治し方〜高校生の場合はどうしたら?にも書いていますので参考にされてください。

しかし、病気はこれだけではないことが近年わかってきました。朝登校時にお腹が痛くなる子はたくさんいますが、その子どもたちを調査してみると、潰瘍性大腸炎、機能性消化管障害、ピロリ菌の感染者が見つかったという報告があります。

 

潰瘍性大腸炎と大腸に無数の潰瘍ができ,良くなったり悪くなったりを繰り返し,何年にもわたって続くやっかいな病気。(日本小児外科学会HPより)

機能性消化管障害とは、内視鏡などの検査ではっきりと目に見える病気がないのに(胃潰瘍や胃がんなどの器質的病気がないということ)胃の症状が出る病気。

 

精神的ストレスから胃の貯留機能が障害され、少量の食べ物によって胃の内圧上昇により早期飽満感が引き起こされたり、胃酸に対して過剰に痛みを感じ、脳で不快な経験として知覚(認知)し、その反応がさらに消化管機能異常を悪化、慢性化するという脳-腸の悪循環の状態。

ピロリ菌の感染は胃潰瘍や胃がんの原因となると言うことは広く周知となって来ました。

 

体調と「学校に行けない」どちらが先に始まったのかはわかりにくいですが、何れにしても体調がすぐれない場合は医療の支援も必要ですから、受診もしながらお子さんの気持ちを整えていきましょう。

 

まとめ

心象風景 レンズの中のコスモス

 

登校拒否になって症状が出る場合には、その程度がどれほど心配か見極める必要があります。軽い場合や短期間で治る場合には様子を見ると良いでしょう。

しかし、どんどん酷くなる場合や、精神的なストレスが大きな場合は受診して、どんな状態か、病気は何かしっかり把握しましょう。薬の力を借りる必要も。

 

急がずじっくり体調を整えてからこれからのことは考えれば大丈夫。

 

モジャ博士
病気の時はエネルギーも下がっている状態。お子様の心と体を考えて、まずはゆっくりさせてあげましょう。

 

学校に行かなければと決めつけることはお子さんを追い詰めてしまいますから、親もそれに固執することなく、お子さんをまるごと受け入れ、良いところを伸ばすことに専念してみてください。お子さんに余分なプレッシャーがかかることを防ぎ、お子さんが自主的に進む環境作りに役立ちます。

比較的症状が軽度であってもも、不登校であればエネルギーレベルは下がっていますから、まずは充電できるよう家庭環境を整えてください。楽しいこと得意なことをたくさんさせてあげましょう。

 

すーママ
褒めて自信がついてこれば、考え方も自然と前向きになってきます。

 

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