小学校に行きたくないけど無理やり行かせる?不登校でも学校に行かせるには?

並んで立つ小学生の子どもたち

 

お子さんが学校に行けない日があると、とりあえずは休ませて様子を見られますよね。

その後、学校にまた行けない日が増えてくると親は心配で悩むことでしょう。そんな時、あなたはどうされますか?

無理強いしてその後、学校に行ける場合もあると聞くけどどうなのかしら?と無理強いすべきか迷っておられませんか。無理強いして効果があるかどうかは、その後学校に本当に行けるようになったかと、お子さんの気持ちがどうであるか。

お子さんの気持ちや不登校を繰り返す場合を考えると無理強いが効果的でない場合も多いと言わざるを得ません。お子さんの気持ちを探りながら、今の状態が良いきっかけとなるステップを考えてみませんか。

 

学校に行きたくないけど、無理やり行かせるのは効果がある?

運動会でかけっこする児童

 

親が無理強いして学校に行かせても、その後も、ずっと行ける場合もあるかもしれません。その場合は、無理強いして良かったとなるでしょう。

 

小学校4年生のMちゃんは、頭も良くて勉強ができるのだけど、大人しいからかなぜかいつも一人のことが多かったそう。女子はグループでの行動が多いですから、しんどかったでしょうね。

よく頑張って行っていた思います。姉妹も同じ学校でなんとか通っていましたが、とうとう休み始めてしまいました。

 

担任の先生のお子さんも学校に行きにくい時期があったと聞いていたお母さんは先生に真っ先に相談すると、先生が「行けない時は毎朝迎えに行く、どうしても大変なら車で迎えに行ってあげる」と言ってくださったそう。その話を聞くととても良い話ですが、Mちゃんはその先生が怖いタイプの先生で、先生が毎朝来ると聞いただけで、「どうしよう」と思ったよう。

結局4年生の間はMちゃんは学校に行きましたが、5年生になって担任の先生が変わると学校に行けなくなってしまったそう。お母さんも担任先生の言うことを聞いてばかりで、お子さんの気持ちをきちんと説明できなかったところがあったわけ。これは親が無理強いしたのではなくても、結果として無理強いしてしまったケース。

先生にはお願いしにくい場合もあるでしょうが、お子さんの気持ちが楽になって、お子さんが前向きになれるような行動を、親も学校と連絡をとって進めることができるよう工夫したいもの。

 

いえいえ、私は無理強いなんかしていないと思っておられるかもしれませんね。でもちょっと待ってください。

  • 「明日は行けそう?」
  • 「体調良くなった?」
  • 「昨日明日は行くって言ってたよね」
  • 「とりあえず服着てみる?」

こんな言葉をかけておられませんか?

 

これは無理強いでなくても、プレッシャーを知らず知らずにお子様にかけている状況。プレッシャーをかけられて、頑張ってはみるかもしれませんが、根本から解決していませんから、また学校に行けなくなってしまうことも良くあるわけです。

もちろん無理強いで1回や2回学校にその後行けるかもしれません。でもお子さんの気持ちから言えば、辛い時に無理強いされて、親に相談したい気持ちなどなくなるかもしれません。

 

それでもし、お子さんのあなたへの信頼が揺らぎ、余計不登校も長期化するのだとしたら、それは効果的だったと言えるのでしょうか?

 

無理やりでなければ、不登校をどうやって小学校に行かせる?

給食を食べる小学生の女の子

 

お子さんが学校に行けるようになるためには、お子さん自らが学校に行けるようにすること。親が圧力かけていても、本人の心が動かなければ行けるようにはなりません。

また思っていても身体に出たりして行けなくなることもあるのですから、本人の中の怖さや辛さを克服してゆくステップが必要。

 

根本的な解決に向かうためにはどんなステップが必要なのでしょうか?

  1. お子さんを丸ごと受け入れる。
  2. お子さんの話をじっくり聴く。
  3. お子さんの本当の意味での味方になる。

え?これだけ?と思われたかもしれません。実はとてもシンプルなのです。

 

しかしそのステップはお子さんをよく観察してお子さんに適した対応を含めたステップでなければなりません。

また、お料理などでも良く言われることですが、シンプルな料理ほど、本質が見えてしまって良し悪しが良くわかる、本当に良いものを作ることはむつかしいのですよね。このステップも同じ。

 

シンプルだけど、簡単なことではありません。不登校はお子さんからのSOS。大きな難問ですが、これを解決すれば、あなたはお子さんと絆も深まり、お子さんがひとまわりも、ふたまわりも大きな人間に成長される希望のチャンス。

では順番にステップをたどっていきましょう。

 

お子さんがどのような状態で行けないとしても、それはそれとして受け入れてください。学校に行けない場合は、何かの嫌なことがありそれを避けないと辛いから行けなくなるのです。

その嫌なことをもう一度体験すると思うと足がすくみ、前進できない、防衛本能が働くのです。話を聴こうとしても、肝心の辛い部分は話したくないかもしれません。

 

もしかすると、自分で見つめられないほど辛いかもしれませんし、またどうやって説明したら良いかわからないかもしれません。この場合は理由がわからないということに。

大人でも自分の心理を上手く人に説明できないことは良くありますよね。特に小学生の場合は、言語能力も経験も少ないので自分自身で自分のことがよくわからない、そしてそれをうまく説明できないことが多い傾向に。

 

親は子どもが乗り越えることができるようになるために、話を聴くのですから、無理やり聞き出そうとしては逆効果。どんなことで辛いのか、何を恐れているのかをだいたいわかれば十分。

どんなことで悩んでいるのか、なぜかわからなくてもまずはその状態を受け止めてください。そしてお子さんが安心できる時間を作りましょう。

 

お子さんは受け入れてもらえて、初めて、自分が悪いと責める気持ちを手放していくことができるように。不登校はお子さんが苦しんでいてこれ以上進めないというSOS。だから、その様子をしっかりとみて、受け入れ、お子さんが落ち着いてきたら、寄り添って応援しましょう。

味方になるということは、お子さんが歩むべき道を、親が代わって探してお膳立てすることではありません。お子さんが、自分の足で自分の人生をしっかりと生きれるようになるよう、サポートすること。

 

そのためにはお子さん自身も、ご自分を受け入れ、ご自分がそのままで良いと思えるように、自己肯定感や自信が高まるよう、あなたの関わりがなくてはならないのです。安心していれる場所をまずご家庭に作ってあげてください。

もし、安心した場所がない、自分を責めてしまう状態が続くと、体調がもっと悪くなってしまうかもしれません。適応障害、不安障害、パニック障害、統語失調症、うつ病など心の病気になってしまう場合だってあるのです。

 

また、責められることで、自分はダメな人間だと思い込み、自己否定に陥ると、最悪自分で自分を傷つけたり、果ては家庭内暴力になってしまうかも。こういう心理であればリストカットだって起こることを忘れないでください。

また、小学生といえど、高学年は男の子であれば相当な力が出ます。暴力の歯止めがかからなくなってしまうと、不登校本人だけに影響はとどまりません。夫婦関係、兄弟だってギクシャクして、変な方向に走ってしまいます。

 

そしてその誰もが幸せにはなれない。だから絶対にそうならないように、そのためには、じっくりお子さんと向き合い話をして、お子さんのペースで進めること。

お子さんの気持ちを置き去りにして、親の意見や計画を押し付けることがないように。お子さんが落ち着けばお子さんの自信がつくこと、例えば好きなことや得意なことをして、笑顔の時間が少しでも増えるように。

 

自信がつけば前向きになれます。ご家庭で安らげば、元気が出ます。お子さんは苦しみながら、あなたを見ています。あなたが信頼できるか、あなたが自分のことをわかってくれているか?

 

ですから、あなたはお子さんの本当の味方にならなければなりません。ではどんな点に気をつけるべきでしょうか?

  1. お子さんの言いなりになっていないか?
  2. お子さんの機嫌をとっていないか?
  3. 子どもを変えようとしていないか?

 

私が相談を受けたS君は1年生で学校を休みがちになりました。時々学校に行っては休むを繰り返しています。お母さんもお父さんもとても良い方で熱心、S君のことが大好きでした。でもそのあまりに、「学校に行って欲しい」が全面に出てしまったのです。

子どもはよく見ています。親がわがままを聞いてくれそうか、頼りにできそうか?本能的に見抜く能力が。

 

ですから親は子どもの言いなりになってはいけません。ダメなところはダメで良いのです。あなたは親なのですから。

しかしお子さんの話はじっくり遮らずにしっかり聞いてくださいね。「聴く」とは心を傾けて聞くという意味ですが、「話を聴きたい」と言っておいて「こうした方が良いよ」や「いつから行けるの」「普通はこうするよ」などの命令や擦り込みは敏感に感じ取り、「話を聴きたい」という言葉は本当ではなかったとお子さんは失望することに。

 

ですからどうぞ気をつけてお子さんに向かい合ってください。お子さんはあなたほどの経験や知識はないかもしれません。でも感じ取る力は子どもはとても優れています。

本当にあなたが味方であると安心できれば、お子さんの大きな力になることは間違いありません。お子さんを変えるのではなく、あなた自身が変わること。

 

まとめ

心象風景 ハス

 

お子さんが小学校に行けないのは親も辛いですが、無理強いは根本的な解決に繋がらない場合が多いよう。お子さんを受けとめ、受け入れて、あたたかい居場所をご家庭で提供しましょう。

 

モジャ博士
お子さんは安心すれば、心を開いて、ご自身の気持ちも軽くなるでしょう。
すーママ
その道のりは、あなたがお子さんを変えることでなく、まずあなたが変わることから。

 

 

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