学校に行きたくない病の治し方〜高校生の場合はどうしたら?

歩く高校生

 

学校に行きたくない病をご存知ですか?これは医学的な病名ではありません。お子さんが学校に行きたいけど行けなくなってしまった時に、こう呼ぶ場合があります。

 

学校に行きたくない病の場合、完全な不登校ではないことが多いです。数日行って、また休む、数ヶ月行ってまた暫く休む。そんな場合も

 

「ずっと休んでいるわけではないし、休みながらでもちゃんと学校に行けているのだから大丈夫、そのうち元気に行けるようになるわ」と言われているあなた、実は学校に行けているからと言って安心ばかりもできないのをご存知ですか?

 

モジャ博士
なぜかと言えば、それは不登校の前段階だったり、その裏に病気が隠されていて、軽度の間に対策をしておけば大事にならなくて済む場合があるから。

 

あなたのお子さんは朝、どんな様子でしょうか?お昼から夜にかけてはどうですか?

学校に行きたくない病も幅があり、軽い場合はただの休みたいから、五月病、適応障害、うつ病まで。

 

うちの子最近学校が辛くなってきたかもと思われる場合はぜひ参考にされ、1日も早く対策されてください。

 

学校に行きたくない高校生〜五月病はどんな場合?

机で悩む男の子

 

学校に行けなくなる時、お子さん自身も何で行けないのか全くわからない場合があるのですよね。

ではどんな症状になったら、五月病かもと思えば良いのでしょうか?

 

食欲不振、不眠症、疲労感、人と関わりたくないなどを訴えることが多いのが特徴。原因は、抑うつ、無気力、不安感、焦りなど。

どんなお子さんがなりやすいかと言えば嫌なことでも断れない、自分の意見をハッキリ伝えられないタイプのお子さんが多いです。また疲れが溜まると大人でも悲観的になりますから、知らない間に積み重なった疲労感も原因に。

 

高校の場合は、本人も大人に差し掛かっている為、世間体や単位のこと、進学や就職に響くということも考えられる子もいます。その場合は更に葛藤が大きくなることも。

 

高校生の不登校の原因には留年や進路が絡んでいる?はこちら

不登校の原因を徹底解説!学校関係の3つの原因とは?はこちら

 

適応障害って?高校生でもなるの?

 

適応障害とは、ある特定の状況や出来事が、その人にとってとてもつらく耐えがたく感じられ、そのために気分や行動面に症状が現れるものです。たとえば憂うつな気分や不安感が強くなるため、涙もろくなったり、過剰に心配したり、神経が過敏になったりします。(厚生労働省ホームページより)

 

ICD-10(世界保健機構の診断ガイドライン)診断ガイドラインで症状を見ますと、情緒面の症状では抑うつ気分、不安、怒り、焦りや緊張など。(同じく厚生労働省ホームページより)

たとえば学校の問題がストレスの原因となっている場合、登校日は憂うつで不安も強く、めまいがしたり、しんどくなったりするかもしれませんが、休みの日になると憂うつな気分も少し楽になる場合もあります。

 

では、適応障害とうつ病とはどこが違うのでしょうか?次の項目で詳しく見てみましょう。

 

高校生が学校に行きたくなくなったら〜うつ病かも知れない?

ベッドで悩む男の子

 

適応障害では、出勤や登校ではない日には少し気分も楽になりますが、うつ病になってしまうと環境が変わっても気分は晴れず、持続的に憂うつ気分は続き、何も楽しめなくなります。これが適応障害とうつ病の違いです。

 

モジャ博士
持続的な憂うつ気分、興味・関心の喪失や食欲が低下したり、不眠などが2週間以上続く場合は、うつ病と診断される可能性が高いでしょう。

 

病院へ行くと、うつ病や適応障害と診断されることも多いですが、体のサインが出ていても、安定した生活をしている間に心も体も良い状態に戻ってくることも。しばらく様子を見ても良いかもしれません。

 

すーママ
しかし、万一長引くようなら、うつ病かもしれないので、必ず病院に行くことも検討して下さいね。

 

学校に行きたくない病〜高校生の治し方はどうしたら良い?

 

モジャ博士
一番大切なことはお子様の状態を把握すること。

 

学校に行けない程度が、ただの「行きたくない」であるのか、それとも「五月病」レベルなのか、「適応障害」なのか。

 

すーママ
五月病も適応障害もうつ病も原因は全てストレス。

 

ストレスの対応策は

  1. 毎日の生活を見直す
  2. 自律神経を整える
  3. 考え方を変える
  4. ストレス発散方法を増やす

 

毎日の生活の中で、知らない間にストレスが溜まっていることがあります。またストレスから体に悪い習慣が身についてしまうことも。

夜更かしや食事をきちんと取らない、食事の時間が不規則など。この機会に家族も一緒に見直すことができると良いですね。

 

自律神経と健康の関係については深く知られるところとなりましたね。自律神経が整えば、体調も整い疲れも残りやすくなりますから、ストレス耐性も上がりますね。

 

考え方を変えるですが、お子さんは物事をどう捉えておられますか?お子さんがもう少しポジティブに考えることができそうなら、子どもの頃に失敗したけどこうして乗り切ったとか、辛かったけど、次の年には良いことがあったとか、友だちは案外気にしていなかったなどの体験談を話すことで参考にできる場合も。

いえいえ、ポジティブに考えたら良いよと言ってもしんどい時、辛い時は無理という時におすすめなのは「行動認知療法」。「行動認知療法」は考え方の癖を分析することで行動をコントロールし、症状の改善に向かう方法。厚生労働相のHP「心の健康」でも取り上げられていますし、本もたくさん出ているので興味のある方は手にとってみて下さい。

 

お子さんはどんなストレス発散方法を持っておられますか?お子さんとストレス発散について話し合う機会にもなります。暴飲暴食とか衝動買いなどはおすすめできませんが、おしゃべりする、カラオケに行く、運動するなど、発散方法の引き出しをたくさん持てば持つほど、対応しやすくなるかも知れませんね。

 

万一ですが病気が進んでしまっている場合、お医者様と密な連携をとって、これ以上病気が進まないよう、早く回復できるような体制作りが重要。お薬もきちんと飲んで下さいね。

但し、診断名が出た場合もすぐに大騒ぎしないこと。親の動揺はお子さんにも伝わりますし、家庭内でゆっくりとした時を過ごす中で自然回復することもありますから、お子さんの様子をじっくり観察して下さい。

 

モジャ博士
その為には、家庭で、お子さんがでゆっくり休んでもらえるような居場所作りも大切!

 

今までのお子さんとの関係が良ければ、体制を整えやすいです。

 

但し、関係が悪化している場合は焦らないで。無理に会話をしようとすると、お子さんに嫌悪感や圧迫感を抱かせてしまうことに。

 

すーママ
急がば回れ!毎日少しずつ会話していけば、自然な形で信頼関係を築けますよ。

 

また、学校にしょっちゅう行けなくなる場合、学校への対応も考えておく必要が。お子さんが単なる甘えで行けないのではなく、どんな状況で行けなくなるのかを客観的に説明し、親も努力していること、先生をはじめとした学校側の協力を仰ぎたい旨伝えること。

モンスターペアレントではない、親子共に一生懸命向き合っている姿勢を示す中で、学校側の対応もどの程度望めそうかもわかるかも知れませんね。

 

まとめ

心象風景 桔梗

 

「学校に行けない病」が医学的病名でないからといって、軽んじてはなりません。

 

モジャ博士
その奥に重大な病気やその前触れが潜んでいないか、要注意です。

 

また今のうちに対応しておけば長期の不登校が防げるかも。

 

また診断が出ても、このまま様子を見ることで回復できないかよくお子さんを観察されて下さい。

そのまま自然回復できたらこんなに嬉しいことはありませんから。

 

すーママ
日頃からストレスを溜めないよう親子で話し合い、ぜひあなたご自身のストレス発散も心がけて下さいね!

 

学校に行きたくない理由がわからない場合は「不登校の理由を言わないのは、原因がわからないから?」も参考にされてください。

 

これからも、相談室では皆様の参考になる情報の発信に努めてまいります!クリックで応援よろしくお願いいたします!

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