小学校の学校に行きたくない病〜不登校の理由と対策は?

リレーする小学生

 

小学校に入学された時、一人前の顔をしてランドセルを背負って出かけるお子さんを「あんな小さな赤ちゃんだった我が子が、なんと大きくなったことか」と誇らしく思われたことでしょう!

でもそんなお子さんが、「学校に行きたくない」と言われたら、親としては心配になって涙が出そうになってしまいますよね。

 

「学校に行きたくない」理由については、中学3年間、高校3年間に比べ、小学校が6年間もあることから、低学年と高学年で理由がかなり違うことも。

 

学校に行きたくない病」は正式な医学的病名ではありません。多くは学校を休むけれど、時々学校に行く場合。

でも、時々学校に行くから、「そのうちまた休まないで行けるようになるわ」という考え方は、必ずしも正しいとは言えません。

 

モジャ博士
何故なら、早いうちに適切な対応をしない為に、不登校が長期化してしまったり、その後さらに体調を本格的に崩してしまうことがあるから。

 

すーママ
あどけない子どもだからと言って、自分の都合が良いように誘導しようとしても事態はや本当の解決には向かいません。

 

親はどうお子さんの話を聴けば良いのか?低学年と高学年、小学生の全体の特性を踏まえながら分析します。

 

小学生の「学校に行けない病」の理由とは?

黒板に書く小学生

低学年のお子さんの気持ち

幼稚園の先生と小学校の先生は随分雰囲気も違いますね。幼稚園では遊びを通じ集団行動を学ぶのですが、小学校では勉強することも大きな柱となっています。

その雰囲気の違いに、母親からの分離の不安を感じてしまうお子さんも多いのです。

 

分離不安については「小学生の不登校の原因とその心理とは?」を参考にされてください。

 

「幼さゆえのわがまま」と決めつけられ、叱られると、お子さんは感じ取り、心を閉ざしてしまいます。

こんな時は良い意味で他人の目を利用するのもおすすめ。お子さんはお子さんなりに、馴染もう、頑張って行こうとしています。

 

友だちが見ている、友だちのお母さんがいたからと、人目を気にして頑張って行けることも。そこを逃さず、をうんと褒めてあげれば、自信アップに

どうしても行きにくい場合は、一緒に校門までついて行く、集団登校である場合は、集団登校に親も付き添うのも良いですね。学校でも不安が残るようなら、先生が許可を得て、教室にいて一緒に授業を受けることができる場合もあります。

 

そんなことまでして大丈夫?と心配されるかも知れませんが、分離不安の場合は不安が解消されれば、お子さんは自立していくもの。たっぷり甘えさせてあげましょう。

この他、給食で嫌いなものが出る、食べるのに時間がかかって気になるなど、お子さんによって気になることも様々。

 

また3年生くらいまでは、友だちに笑われた、失敗してみんなの前で恥ずかしい思いをしたことでも学校に行きたくなくなってしまうことがあります。

 

すーママ
この話を聞いて、そんなのは「甘えだ」と決めつけていませんか?


お子さんは、親のそのような気持ちを敏感に感じ取ります。


モジャ博士
せっかく勇気を出して親に叱れれたりすると、殻に閉じこもって心を開かなくなってしまいます。

 

大人だって、一日中周りの人から嘲笑されてしまうと、いたたまれなくなり、精神的に疲れてしまいますよね。


まずはじっくり聴きましょう。
対策を考えるのは、その後です。

 

高学年の場合

高学年になって気をつけないといけないことは、友人関係も変化が生まれて、クラスで浮いてしまったり、喧嘩したのがきっかけで誰も話しかけてもらえなくなったなどがあります。

こういう状況は、集団的な行為となってエスカレートし、お子さんを苦しめることが。友だちがいた子でも一旦このような状況になってしまうと、自分での解決は難しくなります。

 

孤立やいじめがある場合はお子さんとも十分に話し合うこと。親だけが先走って学校に連絡した為に、お子さんが返ってやりにくくなってしまうこともありますから、要注意です。

 

この他高学年で気をつけることは受験

中学受験はほとんどの場合、お子さんが選んで決めることは少なく、親が提案することが多くなっています。そうだとすれば、お子さんの希望とは違う場合もあるはず。仲良しと離れ離れになる、本当は近くの公立に行きたいということも。


すーママ
そして、親の〇〇に行かせたいという希望がお子さんの負担になることもあります。

 

全学年を通じて気をつけたい休み明け

全学年に通じて気をつけたいポイントに、休み明けの体調があります。休みを思いっきり楽しむのは、とても良いこと。

けれど学校に行くのが辛くなるほど、前日の夜まで過密スケジュールというのは考えもの。

 

特に、小さい場合は大人に比べて体力もないですから、配慮が必要。疲れが溜まっているときは、学校に行きたくない気持ちを後押ししてしまうから。

 

特に長期の休みである夏休み明けは不登校が始まりやすい時期です。

夏休みに、夜更かしによる睡眠不足、食事が不規則などあまりに自由気ままに生活してしまうと、学校での生活が生き苦しく感じてしまう子も。せっかくの夏休みですから、休み1日を海で過ごす、親戚と花火で遊ぶなどイベントや休みでしかできないことにもチャレンジしたいですが、余りに逸脱した生活は考えもの。

 

勿論ですが、宿題も必ず、夏休み中に終わらせておきましょう。終わっていない宿題は、お子さんの「行きたくない」気持ちを増幅させ、不登校のきっかけになる場合が。

では万一「宿題が終わっていないから行けない」とお子さんが言われたときはどうしたら良いのでしょうか?

 

まず「宿題ができていない」のは、お子さんの夏休みの過ごし方の問題。だから学校に行きたくないという気持ちは分かっても、「宿題ができていなくて恥ずかしいから行かない」というのは通らないですよね。

但し、元々不登校の原因があって、夏休み後に行けない気持ちが高まり、宿題が進まない場合も。


モジャ博士
学校に行きたくない気持ちの大まかな原因がつかめているとどのように考えれば良いかわかりやすいです。

 

小学生の「学校に行きたくない病」の対策は?

顔を隠す女の子

お子さんに対して

お子さんが「行きたくない」と言われたらあなたはどう言われますか?

理由なく「学校に行きなさい!」と言うのは、お子さんが「甘え」「我慢が足りない」と思っているから。「休むのはダメ」という親の意見を押し付けているのですね。

 

「学校に行かないとこれから困るよ」というのは無意識的だとしても、お子さんを脅かして行かせようとしています。

「なんで普通のこと(学校に行く)ができないの?」は「学校は何が何でも行くところ」という親の考えを子どもにも受け入れるように仕向けている発言。

 

どの言葉も責められているように感じてしまうかも知れません。あなたがお子さんで本当にしんどかったり、苦しい場合、こう言われて、本当の気持ちを話したくなるでしょうか?

逆ですよね。

 

「そうなんだ。辛いんだね。話してくれてありがとう。」と言われた方が辛い気持ちが少しは軽くなりますよね。

お子さんの理由がどんな理由であっても受け入れて聴いてください。

 

「きく」はただ「聞く」ではなく心を傾けて「聴く」

認められたと思うとき、お子さんは安心して自分の体調を整えることができます。またお子さんはそうなって初めてあなたに少しずつ話すことができるように。

 

モジャ博士
話をできるような状況作りとして、絵本を読む時間を作る、一緒にお風呂に入るのもオススメ。小学生の場合、特に低学年の場合はスキンシップが大切です。

 

すーママ
一緒にいろいろなことができるのも今のうちですよ。是非楽しんで取り組んでみてください!

 

お子さんをもっと理解する為に

お子さんの学校に行きたくない理由を知りたいと思いますよね。そのときあなたはどう尋ねていますか?

「□□先生が怖いから?」とか「〇〇が嫌いだから?」と尋ねていませんか?こちらが先回りして尋ねると子どもはそう思っていなくてもそうだと言ってしまう場合もありますから気をつけてくださいね。

 

お子さんに直接尋ねるのが良いか、なんとなく関係しそうな話をしてそれとなく気持ちを聞くのが良いのかはお子さんの性格やその時の状況によります。

またもし、本人に聞けない場合は周りの人に聞いてみるという方法も。

 

モジャ博士
友だち・友だちのお母さん、先生、保健室の先生、前の担任の先生であっても好きな先生なら話をしているかも知れません。

 

お子さんご自身が気がついていないことを、見ていてくださっていることもありますから、是非尋ねて役立ててください。

 

それから、お子さんによっては繊細で疲れやすいお子さんも。その場合は一人の時間の確保もしてあげましょう。

一人の時間ができることでお子さんは安定を取り戻すことも。集中している時間はむしろ本人のエネルギーを高めてくれるはず。

 

すーママ
そっとしておくことは放置ではないのですよ。

 

まとめ

心象風景 若葉

 

小学校のお子さんはまだまだ幼いですが、親の関わりで大きく成長できる時期。

「私はいつも応援しているよ」という気持ちが伝わるように過ごしましょう。

 

モジャ博士
あなたとお子さんの間に信頼関係が生まれれば、お子さんがこの先辛いことがあっても、話したり、相談したりして一緒に乗り越えることができます。

ずっと何かを抱えて抑え込んでいて、思春期に爆発したり、大人になって社会に出て行けなくなる場合があるのですが、お子さんの場合は今ちゃんと「学校に行きたくない」とサインを出せたのです。これって、有難いことですよね。

 

すーママ
しかも、小さい間は一緒にするということやスキンシップの力も借りやすいし、他人の力も借りやすい。

 

周りの人の協力もうまく得ながら、お子さんの話を「聴き」一緒に楽しむ時間を作ってください。

 

体調が悪い場合は、五月病や適応障害について「学校に行きたくない病の治し方〜高校生の場合はどうしたら?」を参考にされてください。

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